症例集

病人を運んで腰痛に

腰部 でお悩み 過去の症例です。

本日2回目(実質6回目)のKさん(会社員)40代男性

脳梗塞のリハビリで長期入院中のお父様、

一時帰宅中にベッドからの立ち上がりの際に転倒し、

大腿骨頸部内側骨折を起こしました。

その時、お父さまをおんぶして運んだ際に腰を痛め、

翌日からの仕事で、椅子から立ち上がる時に酷い激痛が出るようになりました。

来院時も痛みがひどいのか、

相当ゆっくり動いていました。

こういう動作時の腰痛の多くは、骨盤の歪みによるもの。

正確に言えば、歪んだ状態で骨盤が固まってしまうが故に引き起こされるものです。

施術中には、ちょっと足を動かしただけで顔を歪めるような痛みが出ていましたが、

仙腸関節周辺を念入りにゆるめていくと、大人しく施術を受けられるようになりました。

ただ一度立ち上がってもらおうとすると、痛みがまだあります。

次に、イスから立ち上がる際の骨盤の調整を行いました。

動作中に歪みを正したまま動いてもらうんです。

すると立ち上がりの動作での痛みは和らぎ、

「おぉ調子いいな!!!」

としっかり変化を感じていただけました。

そして本日。

「大分いい!」という事ですが、

重苦しさを感じます。

また時々ですがビクッとした痛みが出る時があります。

施術では時折「痛でっ!」と言う場面がありましたが、

少しずつ動きを広げていくと落ちつきました。

再度骨盤の調整を行いましたが、

あとは無理をしなければよろしいと思いますよ♪

2021/01/17