症例集

足首を組むことの弊害

本日45回目のKさん(女性)自営業

10年前の交通事故から股関節の痛みがあり、

徐々に可動域が狭くなり、歩行も大変なほど。

旦那さんがリハビリに良いかと買ってくれたエアロバイクですが、

当初は股関節の痛みでほとんど使う事ができなかったんです。

しかしこのエアロバイクのこぐ回数が一つの目安となっています。

エアロバイクのサドルの高さ、ごく回数、
またハンドルの高さなどで股関節の調子が丸わかり。

当初は歩行時の痛みもありましたが、

徐々に可動域が広がってきて、

自宅でエアロバイクも運動できる時間が伸びてきました。

さて自営業のKさん、最近は年末調整の書類の処理のため

パソコンに向かっている時間が多く、
最近なかった股関節の痛みが出て来ました。
また、パソコン作業の時、両足首を組んでしまう癖があり、
足首の下に痛みが出ていました。

来院時点で、いつもより歩行が辛そうな感じでした。

施術では、まず股関節を下側方に調整をかけると痛みが取れました。
また足根骨の各関節の動きをつけたら、これも痛みが和らぎます。

どうも足首を組んで、足根骨が渋くなっていたようです。

なるべく足首を組まないよう意識しながら作業して下さいね。

最後に嬉しいご報告をいただきました。
方向転換や急に立ち上がるときに、足を開く動作で痛みがありましたが、
最近はふいに動くとき

「あれ?動ける?」

と、無理なく動くことができると気づくことが増えてきたそうです。

徐々に可動域が広がっている証拠ですね。
この調子で股関節の動きをつけていきましょうね。

2015/01/16